作品一覧 36件 絞り込み

  • 警察官は、どのようなシステムと慣行によって出世してゆくのか。裏から言えば、我が国警察は、個々の警察官をどのように教育訓練し、育成しているのか。階級だけでは絶対に分からない、警察人事の仕組みをリアルかつ平易に解説。

  • 自衛隊とならび「階級社会」の代表例とみられている警察。しかしその制度と実態をつぶさに知る機会は少ない……個々の階級のそれぞれと、階級をめぐるシステムの双方を、理論と実務の両面から解りやすく述べた、「警察の階級」概説書にして基本書。

  • 英国公爵閣下と日本女王殿下のひとり娘、メアリ・アレクサンドラ・綾子・ディズレーリ。もちろん彼女は公爵令嬢にして女王殿下にして……しかし逆賊警察官や逆賊検察官を秘かにおしおきする、警察庁警視正なのであった。

  • 新任警視

    新潮社

    2020.5.25

    とある国の、とある時代のお伽噺。当時のその国では、警察庁入庁4年目の青二才が警視に昇任し、都道府県警察の課長職に出るのがならわしであった……公安警察のお仕事小説にして、世紀末における25歳の若僧課長をストレートに描いた、大人の、苦い青春譚。

  • 警察学校を首席で卒業し、既に刑事にも抜擢されたエース女警・上内亜梨子。もはや「いっぱしの」刑事である彼女には、何故「使えない」ことで定評のあった同期が自分の刑事部屋に「栄転」してくるのか、全く解らなかった。

  • 駅前交番で制服警察官をやっていた原田貢は、署長による「謎の」抜擢を受け、刑事第一課強行係に異動となった。つまり、刑事になった。そして刑事の目指すことは、常にひとつだ。

  • 父は公爵。母なら女王。英国貴族と日本皇族の血を継ぐ彼女は、何の因果か警察官。美貌とカネと権力とで、不可思議な事件にたちむかう。オニキスの瞳を持つ彼女を、人はこう呼んだ……警察庁監察特殊事案対策官・西有栖宮綾子、と。

  • 老警

    KADOKAWA

    2019.11.28

    引きこもりの長男と、現職警部の父親。10年以上にわたる二人のいびつな地獄は、とうとう最悪の凶悪犯罪により幕を下ろした。無差別通り魔を行い19人を殺傷した我が子に対し、父が、そして組織が選んだ最後の手段とは。

  • 容疑者と被疑者。刑事と検事。管理官と監察官と監督官。送致と送検。検視と検死。警察庁・警視庁・検察庁……あるいは「現場」「カツ丼」まで、警察用語の疑問を正しく解決。

  • 新任巡査 上巻

    新潮文庫

    2019.03.01

    警察学校を平々凡々な成績で卒業したのに、いきなり筆頭警察署に配置されてしまった上原ライト――社会人としても警察官としても、まだ右も左も分からないルーキーの「挫折」と「挑戦」の日々を描く。