探偵小説のためのノスタルジア「木剋土」

陰惨な見立て殺人の闇を断つ論理の矛。絶海の孤島に秘められたおぞましき謎。そして、美少女陰陽師の敗北……

世界から忘れられた瀬戸内の孤島、獄霊島。ふたつの旧家の澱んだ血が、銀山の跡目を争うとき、不思議な和歌の調べとともに、悲しい連続見立て殺人の幕が上がる。呪われた遺言、謎の大量殺人鬼、そして……自称・天才美少女陰陽師、小諸るいかの敗北と死。絶海の孤島にインクブルーの血飛沫が舞うとき、パートナーたる水里あかねのとった決断とは。


著者のひとこと

シリーズで最も濃厚・古典的な一冊です。

講談社

発売日
2009.06.04