女警

警察であってはならないこと。拳銃の不適正使用。警察であってはならないこと。警察官殺し。ならばその女警は何故、そのタブーに手を染めたのか?

日本のどこにでもある某県警。いつものようにありふれた夜。しかし日付が変わろうとする頃、一発の銃声が響いた。撃ったのは新人女警。撃たれたのは……彼女の直属上官。そして彼女は逃亡した。やがて発見される、不可解な「遺書」……セクハラ? パワハラ? 通常の指導? 県警を襲った激震の中、同じ女警として、監察官室長は事案の真実と、警察における「女の生きづらさ」を追い始める。


著者のひとこと

キレイゴトというのは、日直が黒板から消してはいけない「何か」なのでしょうね。

KADOKAWA

発売日
2018.12.27