市民にとって、極めて身近で極めて謎多き「職務質問」。その疑問と不思議を、平易かつ正確に解き明かす
警察官の最も基本的な街頭活動の1つ「職務質問」。これはそもそも何なのか? 根拠は何か? 警察官は「どこまで何ができるのか」? 職質をされた市民は「どこまでどう抵抗できるのか」? 職質を撃退するための、諸々の俗説は正しいのか? イザ職質をされたとき、どうするのが対応の最適解か? 更には、職質警察官のスキルに学ぶ実戦的仕事術まで……本邦初、「職務質問」のメカニズムからその実務・運用までを1冊にとりまとめた、市民一般・法学関係者・警察官・常連さん等々「あらゆる読者」のための概説書・基本書。
著者のひとこと
制度・理論がこう、という側面と、現実・実務がこう、という側面のいずれもを重視しています。また職質現場の具体的なイメージを作っていただくため、イラストを多々描き起こしました。巷間、知られているようで知られていない職務質問の「正解」を御提示できていたら嬉しいです。
新潮社
- 発売日
- 2021.10.20