天帝のやどりなれ華館

外界から完全に封鎖された東京駅のホテルにおいて 、何故か発生する不可解な連続殺人。死にゆく者を殺す理由とは?

勁草館高校の修野まりたち3人は、古野まほろの国外逃亡中、諸事情あって「東京鉄道ホテル」を利用することになる。軍人、銀行家、公家、医師そして合衆国国務長官が逗留するその特別エリアは、しかし、滞在客のひとりが突然不可解な炸裂死をしたことに伴い、たちまち軍と警察によって外界と完全に隔離されてしまう。それどころか、隔離されたホテル内では、謎の連続殺人すら発生し始め……

著者のひとこと

「古野まほろ」の登場しない、めずらしい作品です。

幻冬舎

発売日
2013.03.20