「らぷさん」が大切にしてきたのは、いつも 、いま・ここにある一杯。だから青年陰陽師はいう「お試し下さい」と。
吉祥寺の街で、数多くの人を救ってきた「らぷさん」と青年陰陽師。そして今、この紅茶屋に運命の客が訪れる。弟子は師を超えられるか。師は弟子に何を求めるか。そして青年陰陽師をめぐる、姉と恋人の物語はどこへ行き着くのか。悲しみと思い遣りの果てに、店主が淹れた最後の、まごころの一杯とは。キャンディ編、アッサム編(上下)を収録。
著者のひとこと
これに比べたら、正朝はんの紅茶はクズや。
KADOKAWA
- 発売日
- 2018.02.24