パダム・パダム Eの悲劇’80(京都府警平安署 新任署長 二条実房)

シリアルキラー「眼喰鬼」からの挑戦状。見知らぬ地の見知らぬ部下とともに、新任署長はどうやって真犯人を検挙するのか。

被害者の眼球をくりぬき、既に3人を殺したシリアルキラー「眼喰鬼」。キャリア警察官二条実房は犯人の必検を期して平安警察署の署長に赴任するが、その直後、彼を嘲笑うかのように、部下である平安署員が第4の犠牲者となる……京都の闇にひそむ犯人に対し、平安署と二条の性根と覚悟を懸けた戦いが始まった。本格ミステリ×警察小説の壮絶な融合。


著者のひとこと

パダム・パダムというのは、木彫りの心臓が鳴る音だとか。

光文社

発売日
2013.06.20(文庫2015.07.20)