命に三つの鐘が鳴る Wの悲劇’75(埼玉中央署 新任警部補・二条実房)

本格ミステリ×警察小説。なりたて警部補のキャリア警察官が、殺人を犯した親友を取り調べた果てに見出したものは?

かつて学生運動に身を投じ、今はキャリア警察官として埼玉中央署に勤務する二条実房。その二条の下に出頭してきた元同志・我妻雄人はいった。同志であり恋人でもある、佐々木和歌子を電車内で殺したと……だが自首までしてきた我妻は、その動機を一切自白しようとしない。二条は親友のため、元恋人のため、そして真実のために取調べ官を志願する。


著者のひとこと

光文社さんの作品の冒頭シャンソンは、作者が和訳したもので、その日本語で実際に歌えます。

光文社

発売日
2011.05.25(文庫2015.06.20)